2011年3月9日水曜日

willcom03で(PHS回線で)XDA Facebookを使う

willcom03からPHS回線で接続すると、なぜかFacebookに接続できない。

検索してみると、いくつかそのことに言及されている記述に出会うので、自分だけの現象ではないようだ。よくわからないけど、どうやらwillcom側のネットワークか何かの問題らしい。

ブラウザでfacebook.comに接続しても、ログイン画面は出るものの、どういうわけか認証が通らないし、マーケットプレイスで入手できるmicrosoft謹製(?)のWindows Mobile専用アプリでは、PHSでネットに接続している場合には、なにやら「ネットワークが見つからない…」的なエラーメッセージが出てログインにすら進めない。

いずれもWifiを使えば大丈夫なのだけど。

さて、先日XDA Facebookというアプリがバージョンアップしたと知り、ダメ元で入れてみた。(以前、古いバージョンで挫折している)

まず、PHSで接続して認証しようとしたところ、やはり認証は通らなかった。
つぎに、動作確認ぐらいしたいと思い、Wifiを使ってログインしてみた。こちらであれば問題なく認証されてログインできる。(なお、ログイン時にログイン情報が保存されるようにチェックしておいた。)

で、いったんアプリを終了しWifiを切り、再度XDA Facebookを起動したところ、PHSで接続されたのち、なんとそのままログインして動作することがわかった。

どういう理由でアクセスできているのかよくわからないのだけど、Facebook側でアプリの認証を行っているので、そういう事が関係しているのかもしれない。

XDAFacebookはwillcom03にとってはちょっと動作が重いアプリだし、未実装の部分がいろいろあって、使用感が快適とは言い難いけど(あくまでwillcom03では、という意味で)、これまで閲覧すらできなかったことを考えると、ニュースフィードやメッセージの類がちゃんと見れるだけでも、現時点では二重丸をあげられるんじゃないかと思える。

 (追記:2011/3/9)
「willcomでfacebookにつながらない…」とtwitterでつぶやいていたら、ある方からから「facebookから個体識別番号が要求されるがwillcomからは送出されないため認証されないらしい」と教えていただいた。
なんらかの方法でモバイル用のログインに遷移させられた場合、そのような方法の認証が必要になるという意味だと思ったので、willcom03に入れたNetFrontのUserAgentをPC用のFirefoxのものに書き換えて試したところ、PC用のログイン画面に遷移しその後のログインも正常に可能だった。
つまりFacebookの認証では個体識別番号は要求されるものの、 アクセス元のIPアドレスなどは判別してないようだ。
まさかとは思うけど、この状態で簡単ログイン可能にはなってないよねぇ。

2011年3月3日木曜日

Windows MobileのDroppedBoxxを使ってみる

昨日のデータ同期ネタの続き。

いままでもDroppedBoxxというWindowsMobileのDropBoxクライアントを利用していたのだけど、今まで使っていたのはバージョン0.7.1という古いもので、このバージョンまではフリーで出回っている。

で、同期を考える流れの中で調べてみると、今の最新バージョン1.4だと有料ではあるけれどフォルダ単位でのファイルの同期が可能ということだったので、Handangoで購入して使ってみた。

細かい修正などはたくさん入っているのだろうけど、この2つのバージョン間での基本的な機能の差というのは、そのフォルダ同期の機能ぐらいのようである。

しかし、その差は非常に大きいと感じた。フォルダ同期があるのとないのとでは、全く利用感覚が違っていると言っていいと思う。

無料版でも実装されている個別のファイルのダウンロード/アップロードもそれなりに便利だったが、その場合のDropBoxの位置づけというのは、PCから03へのファイル受け渡しのための一時ファイル置き場というかワイヤレスのUSBメモリかというような感じで、DropBoxの本来のクラウドストレージというのとはかけ離れていた。

有料版のフォルダ同期機能も「クラウド」というのにはちょっと遠いが、アップロード/ダウンロードするファイルをそのたびに個別指定しなければならない無料版の動作とは違い、予め同期フォルダを登録しておけるため、アプリ起動→同期開始、というシンプルな動作でファイルのやりとりが出来てずっと手軽だ。

で、いろいろな利用の形を試してみたのだけど、そのなかで大きな問題が発覚した。

それは、同期の際にマルチバイトのファイル名のファイルが同期できないというものだ。

実はメモ用のアプリであるTomboのデータを同期できないかと、03のTomboのデータフォルダを同期させてみたところ、DropBoxにアップされたファイル数が異常に少ない。
Tomboではメモのタイトルをファイル名にするように設定していたため日本語ファイル名のファイルが多数あったのだけど、それらがことごとくアップされない。

そしてさらに(同期だからあたりまえだが)再度同期を取るとアップされなかったファイルが手元の03からも次々と削除されてしまうという悲劇。
こんなこともあろうかとバックアップしてあったので実害はなかったけど、日本語ファイル名についてはしっかり意識しておかないとまずい。

…というわけで、03とWindowsデスクトップとLinuxのノートでTomboを使ったメモの共有という野望は儚く潰えてしまったが、それはそれでまた別の方法を考えようと思う。

とはいえDroppedBoxxのフォルダ同期機能がかなり便利なのは間違いないわけで、DropBoxを利用している人なら$2.5はそんなに高くないと思いますよ。


2011年3月2日水曜日

Windows Mobileと他のシステムのファイル共有について考える

という大仰なタイトルをつけたものの、別に特別な話ではない。さんざんどこかで語られた手垢のついた話。
自分のためのまとめとしてのメモ。

手元にwillcom03がある。そこで書いたメモとか、撮った写真とかそういうファイルをWindowsとかLinuxのPCと共有するにはどういう方法がいいかを考えてみる。

  • ActiveSync:ケーブルだけでなくBluetoothでも可なのはいいところ。一方PCが複数台になるとめんどくさい。Linuxは問題外。
  • Dropbox:WindowsでもLinuxでも使いやすい。でも03用のソフトが弱い。転送に時間がかかりそう(03-dropbox間)
  • WM5torageとかで03をPCに直結。ファイル共有っていうか、03の中のファイルをPCから直接を弄る。必要な部分だけ同期取れるようにしておけば便利かもしれない。03にPortableAppを入れておけば、自分のPCでなくてもいいという利点も。
  • Windowsのファイル共有(Samba):03はサーバになれないので、PC側の共有リソースを03から扱うという形になる。
  • あとはFTPなどなど…
…と、書いてみて少し気づいた。僕がしたかったのは、単に03←→PCのファイルのやり取りがしたいというわけじゃなくて、03で編集した(あるいは編集中の)ファイルをPCに持って行って整理したりということみたい。で、その結果をまた03に戻したい。で、PCは複数台が対象。

それを考えると、2番目か3番目の方法となるかな。

WindowsMobile用のDropboxクライアント、同期を取る機能があるのは有償のものしかないけど、どの程度実用になるか、試してみようかな…。

新幹線

3月12日に九州新幹線が全通して、大阪と鹿児島が3時間45分で結ばれるという。
だが、東京発鹿児島中央行きという列車はない。

この新幹線が計画されたのは一体何十年前になるのかよく知らないけど、計画された当時には東京への直通列車が走るということは誰もが疑わなかっただろうな。
新幹線が走るということはイコール東京へ直通切符を手に入れるのと同義だったはずで、すべての新幹線の一方のターミナルは東京駅として計画されているわけで。

飛行機の利用がぐっと一般的になった今では、アクセスにえらく時間がかかる鹿児島空港が相手でも、東京ー鹿児島で勝負して新幹線には勝ち目はないのはわかる。

とはいえ、一往復ぐらい往年の夢の超特急の名残としてでも東京ー鹿児島の列車があればいいな、と考えるファンは少なくないと思う。

で、その列車の名称はやはり「ふじ」号がいいな。